津山・宇和島への旅 (part11)



 瀬戸大橋をわたり終え、18時46分、児島駅に到着しました。

ここで、JR四国からJR西日本へと変わります。
 反対のホームには、113系の普通列車、岡山行きが停まっていました。

しかし、ラッシュでは逆方向のため、ガラガラでした。
 途中の茶屋町駅では、高松行きの快速マリンライナーと行き違いに・・・。
向こうは、ラッシュ時なので、かなりの混雑でした。
 そして、19時11分、終点の岡山駅に到着しました。

これで、四国の特急列車の旅は、終了しました。
 そして、117系の快速サンライナーを見送った後、お土産などを買って新幹線ホームへ・・・。
 買い物を済ませて、新幹線ホームに来ました。
ちょうど、N700系の新幹線が停まっていました。
 N700系の新幹線が出発して、しばらくすると、ひかりレールスターが到着。

やはり、指定席はグリーン車のようなシートのため、ほとんど席が埋まっていました。
 19時49分発の東京行き、のぞみ号が到着しました。

車両は、今では1日に2往復の500系新幹線です。
 最後の締めは、こちらの500系新幹線を選びました。

今年から改造され、8両編成で山陽新幹線内の「こだま」号として使われる運命となっています。
 このように、ほかの新幹線とは違い、独自の異彩を放つ500系新幹線・・・。

のぞみとして乗るのも、これで最後かもしれません。
 そして、本当に最後の乗車になるであろう、グリーン車に乗ることにしました。
 こちらが、500系グリーン車のデッキ部分です。
 いよいよ、グリーン車の客室内へ入ることにします。
 扉が開くと、2−2列シートのグリーン車の座席が並んでいました。

そして、航空機のような天井の形。 速さを象徴するかのようなつくりです。
 500系グリーン車の座席です。

ひかりレールスターの座席とは、やはり違います。
 座席のほうも、リクライニングがかなり深く倒れます。

また、ヘッドレストの枕の高さも調節でき、これは500系にしかない設備です。
 そして、座席の間隔も、グリーン車はかなり広いです。

フットレストも立派なものがあり、調節できるようになっています。
 そして、肘掛には、オーディオのコントロールパネルと、読書灯のコントロールパネルがあります。
 こちらが、オーディオのコントロールパネルで、ちゃんとイヤホンをさすと音が聞こえます。

ちなみに、イヤホンは無料で貸し出しがあると思ったら、大間違い。 有料です。お金を取られます。
 こちらが読書灯のスイッチです。


 つけると、このように読書灯が点灯して、明るくなります。


 乗車してしばらくすると、女性パーサーからおしぼりがもらえました。

新幹線では、おしぼりだけはサービスでもらえます。 ドリンクサービスがないので、寂しいです。
ドリンクサービスがないので、缶ビールを購入。 スーパードライ500mlです。
 強いてあげれば、あともう一つのサービスは、毛布かもしれません。

車端部の荷棚に置いてあり、自由に持ち出すことが出来ます。
 駅弁を食べたり、グリーン車を色々したりしていると、新神戸(しんこうべ)駅に到着しました。

グリーン車からは、数人が降りていきました。
 次の新大阪駅からは、大量に乗り込むであろうと思い、ガラガラであるグリーン車の写真を撮りまくりました。
 そして、20時35分、新大阪駅に到着しました。

駅名版を撮っている女性がいました。 旅行中の人ならよくやる光景の一つですね。
 新大阪からグリーン車には、数人しか乗ってこず、拍子抜けしました。
乗客も、全く増えず、ガラガラのままでした。

 そして、JR東海に担当が変わり、また新しくおしぼりがもらえました。
 20時51分、京都駅に到着しました。

あと一駅で下車駅です。

この駅でも、数人の乗客しかグリーン車に乗り込んできませんでした。
 名古屋到着前のグリーン車は、これくらいの乗車率でした。

乗客があまりいなかったので、快適なグリーン車の旅でした。
 そして、21時29分、名古屋駅に到着しました。
2日間の旅も、無事の終了です。
 2分停車するので、しばし500系を眺めました。

乗降口も円形になっており、本当に特異な形です。
 そして、東海道区間ではもう乗ることが無いであろう、500系を見送りました。


 今回は、津山の稲葉化粧品店の訪問と四国の旅を行ないました。 わずか2日間の旅でしたが、色々な列車にも乗れて、充実した旅が出来ました。

そして、もう貴重になりかけている、500系のグリーン車にも乗車しました。

のぞみ、ひかりレールスター、しおかぜ、宇和海など、色々な特急列車にも乗れ、良い旅が出来ました。





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